遅さの秘密に迫る

今週は珍しく月曜から木曜まで休まず走れていたが今日はついに休んでしまった。いろいろ原因はあるが、あきれるほどペースが遅いということが走る気力を削いでいる。例えれば頑張って働いているのに給料が上がらずやる気をなくすというような状態だ。

「昔と比べて大幅にペースが落ちたことは分かるがどのくらいだろう。」と思い1999年(51歳)の日記を見た。なぜこの時の日記かというと当時脈拍とピッチを測定できる時計を使っていて、日記にデータが記録してあった。だから現在の脈拍数、ピッチ、歩幅と比較できる。その後この時計は壊れてしまい今年3月にガーミン935を買うまでピッチを測定できる時計を持たなかった。

51歳のある日1周約6.7キロの周回コースを3周した時の1周ごとのラップの記録がとってあった。

3周目のラップ:5分29秒、平均脈拍数:137bpm、ピッチ:183、歩幅:0.995m(ペースとピッチを基にした計算値)。

いかに能力が低下したかをわかりやすく比較できるように同じ脈拍で走った最近のデータを探したらあった。

2018年柏崎潮風マラソン走行時の平均データ。

平均ペース:6分28秒、平均脈拍数:137bpm、ピッチ:178、歩幅:0.87m

同じ心拍(脈拍)数で走っているのにこんなにピッチと歩幅が違う。

今5分29秒/キロで走ろうとしたら心拍数は150bpm近くまで上がるだろうし、そのペースでは1キロすら走れないと思う。

当たり前のことだが心肺機能と脚力が衰えてしまったのだ。不思議なことだがペースを見るだけではそれほど走力が落ちたとは実感できない。「頑張れば何とかなる。」と思う時もある。

ところが心拍数、ピッチ、歩幅を比較してみると「参りました。」という心境になる。

特に心拍数を見るとどう頑張っても無理だなと思う。

立ち直れない。

 

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本日の走行距離:0.00キロ

今月の走行距離:66.19キロ