貧乏老人、落ち込む

五月のフルマラソンレースでワースト記録を更新してしまったので、もっとスピードを出せる走りをできないだろうかと、歩幅を広げるトレーニングをやってみたが全く効果はない。歩幅を広げて走ると心拍数が上がりすぎて2㎞くらいで走れなくなってしまう。結局、心肺能力を高めなければならないという結論になり今までの課題と何も変わらないことになってしまう。振出しに戻ってしまうのだ。

走りを改善しようとしても全く効果が出ず、走る気力が湧かず今週は走りに出たのはまだ一日だけだ。今日も一日中引きこもっていた。

全く憂鬱極まりないのだが、近ごろよく目にする金融審議会の年金についての報告書をめぐる議論にも憂鬱にさせられる。

問題は「月額20.9万円支給されている年金生活者の一か月の赤字額が5,5万円になる」ことじゃない。これはもっと根の深い問題だ。問題は月額20.9万円に程遠い人や国民年金の人の生活をどうするかということだ。更に言えばこのまま人口が減って、日本はどうなるんだという問題だ。

2019年の政府の調査では非正規雇用者比率は37.8%。今後この比率はさらに増えて行くだろうし、20~64歳の人口比率の予測は2025年 54%、2060年 47%。労働力はどんどん減り続けて行く。社会保険を支える人たちの数が減って行き、大部分の年金生活者(高齢者)は将来食べてゆけるのか、ということが問題なのだ。 

そんな老後では若い人たちは結婚して子供を生み育てることを考える余裕は無く、働けなくなっても生き延びるための対策を最優先で考えるだろう。子供が減るから社会保険を支える人の数はさらに減って行く。

ひどい話だ。

誰か解決策を持っていないのか。

 

 

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前月の走行距離:285.9km

本日の走行距離:0km

今月の走行距離:135.42km