貧乏老人、救急車で搬送される

四月になってから荒天や低温の日が続いたので家に引きこもりがちだったが一昨日は快晴で気温も走るには適温に感じたので今年初めての峠走に出かけた。ペースが遅いが疲れを感じることなくピークの手前500mまで登って残雪があってそこから先には走れなかったので折り返した。

下りは、自分なりに足がよく動いているし前傾もできているなと思いながら、林道の始まる約1km手前まで快調に下って来た時いきなり景色が見えなくなり身体中に衝撃を感じた。気が付くと道路の上にうつぶせに倒れていた。何をすればよいのか分からずしばらく道路に座り込んでいた。そうしているうちにだんだん自分の身体がどうなっているらしいか分かってきた。

右のこめかみから血が出ている。鼻の下や唇から血が出ている。左右の手のひら、左ひざからも血が出ている。病院に行かなければならない状態だな、一番近い病院でも10km以上あるので自力でそこまでは行けないな、と思った。携帯電話で119に電話したが電波が届かなかった。しかたなく、のろのろと119に時々電話しながら村に向かって歩いた。村が始まるあたりで電話がつながった。

病院でCTやレントゲンを撮ってもらったけれど脳に異常はなく手足も骨折していないと診断された。手も足も頭も今日現在痛いのにほんとに大丈夫なんだろうか。この事故以降視力がさらに低下しているのに大丈夫か。

唇から血が出ていたし、前歯に触ると強烈に痛いので歯科に回された。そこで上唇を三針縫われ、前歯のぐらつきを抑えるために前歯に補強を施された。

抜糸と前歯の様子を再度見るので一週間後に又来るように言われた。そこで前歯が割れていることが分かれば前歯を抜くといわれた。

この件以来おかゆを食べて寝たきり老人になっている。右掌の骨が痛み車のハンドルを握れない。左ひざが痛むので走ることは到底無理だ。

今週土曜日にハーフマラソン大会で走ることになっていたがこれではスタートラインにたどり着くことさえ出来ない。

計画を立てて練習をしてきた5月末のフルマラソン大会にも参加できないかもしれない。

こうなったからにはどうにもしようがない。走れる身体に戻れるよう頑張るしかない。

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一昨日の走行距離:19.67km 

本日の走行距離:0km 

今月の走行距離:138.70km